こんばんは。
街はすっかりクリスマスムードな12月半ば
いかがお過ごしでしょうか?
皆さんは思い思いに過ごされている事かと思います。
さて、そんな今日は
クリスマスとか12月は無視させて頂きまして
僕はこんな高い所からお伝え致します。
ペルーのマチュピチュでもないですよ。
「もっと上行っていいショット撮ろーっと!」ってな具合な僕。
実はここ、以前にもブログでもお伝えした
モロッコにある「シャウエン」という小さな街です。
街がちょうどすっぽり山の中にあって斜面をうまく利用した
街並になっているのです。
ちょっとここは街から離れた所で
ご覧の通り向こうの方に街がたくさんあるでしょ。
この様に辺境の地であり街並もメルヘンチックな雰囲気で
とても非現実的な世界なのです。
さて
では山を下って街に入りますよ。
ここは街のとあるおうち。
青と白の壁がここのスタイル。
レンガやタイルもかわいく
何でか干し物も素敵でした。
シャウエンの人々はガツガツしていなく
みんな素朴な人たちでした。
所変わって
こちらは商店がずらりと並ぶ通り。
かわいい雑貨がずらりと揃っています。
特にトリカゴは心惹かれました。
職人さんが手作業で一点一点作っていました。
更に奥に歩いていって・・・
出くわす子供たちもカメラを向けると
恥ずかしげな笑顔をくれました。
やはり、窓から干す洗濯物も日常に潜むアートでした。
姉ももくもくと歩き
新しいものに出会う喜びを感じていました。
モロッコといえばタッセルが多かったな。
色とりどりバリエーションが豊富です。
タッセルに限らず、雑貨のほとんどがカラフルでした。
ふと、立ち止まり見上げる。
明らかに日本で見る空の色ではなく
深い深い海底の様な青空でした。
白い街並が空をより一層青くさせていた。
ここでは自由を感じずにはいられなかった。
自由な街並に触発されたかのように
自由とは何かがわかった気がした。
日本では見られない光景があちこちに広がり
全てが眩しかった。
ここは天国の様に思えた。
そして夜を迎えた広場にて。
思いふける僕。
本当に歩いているだけで言葉はいらなかった。
感動は深く後からじわりじわりと押し寄せてきたのだった。
ゆっくりと深く非現実的なシャウエンの世界に酔いしれた。
子供は純粋が故に何でも感動する生き物で
すぐ「わぁ、すごい!!」「わぁ楽しい!!」とか言う。
この時は、まさにそんな気持ちになっていた。
広場のカフェにて
モロッコではいつも食べていたタジン。
この時もチキンタジンを頼んでコーラで乾杯!
シャウエンの喧騒な空間は特別な時間が流れていた。
この世界に出会えた事が幸せに思えた。
二度と行けないかもしれないが
遊園地やディズニーランドとは次元が違う
ワンダーランドにいたような感覚だった。
子供の心を取り戻しにまた行きたいな。
さよなら、シャウエン。
・・・・・
はっ、ついつい
案内人の僕が先走って
想い出に浸ってしまいました。
失礼しました。
最後に気を取り直して
こちらが泊まってたホテル。
シャウエンらしい素朴でかわいいお部屋でした。
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- 2008/05/26(月) 19:18:26|
- ●海外フォトグラフ
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