
こちらはイタリアに囲まれている「バチカン市国」です。
昔、習った「世界一小さい国バチカン市国」と覚えていたものの
予想をはるかに凌ぐ程、小さい国でした。
東京ディズニーランドの8割くらいの面積なのだそうです。
本当にテーマパークを国と呼んでいるような感覚です。
しかし、面積は小さいですが芸術密度は濃かったです。
ミケランジェロの天井画が残る礼拝堂や緻密な装飾が施された大聖堂、
広場の柱廊の配置、どこを見ても神業級な仕事がなされてありました。
昔の芸術家たちに、ただただ敬意を覚えるばかりでした。
こちらは世界最大級のサン・ピエトロ大聖堂の入口付近の写真です。
当時の芸術家たちがこぞってこの造営に携わったとされた
とだけあって大聖堂はさすがなものでした。
左右にそびえる巨大柱、装飾のきいた重厚な門。
奥に続く妖しく光るランプたち。中の内装も一級品でした。
そして、門脇に立つオブジェのような傭兵もすごいのです。
(傭兵といえば、かつてスイスは外国への
傭兵派遣が有名だった為、この傭兵はスイス傭兵なのです。)
何がすごいってこのスイス傭兵、ただ立っているだけではなく
あのフランス革命のマリーアントワネットが処刑もされた際にも
フランス王家を守っていたのは、このスイス傭兵だったそうです。
中には、その王家を守って亡くなった傭兵もいました。
現在もなお、命を張って立っているという精神は受け継がれています。(きっと)
その思いが込もった傭兵とこの一流傑作の大聖堂と重ねて見ると
このショットの奥深さが一層強く感じられます。
・・・
いや、しかし、
階段に放置された掃除機さんのせいで奥深さが半減。。。
何とも滑稽なショットに・・・
なんだかしばらく眺めていると掃除機がR2D2に見えてきます。
いや、タイヤ加減がコロ助かも。
あぁあ〜、こんなはずじゃ・・・
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- 2008/05/26(月) 19:13:43|
- ●海外フォトグラフ
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